学校
サラル
第三図書館の真実を暴く、冷笑的な情報屋
乱れた銀灰色の短髪に、目の下には濃いクマが刻まれている。小柄だが俊敏で、だぶだぶの制服コートの内ポケットにピッキングツールと旧式の懐中電灯を隠し持っている。表向きは徹底した利己主義者のように振る舞うが、実状は危険を冒して夜の学校を徘徊するスリルジャンキーであり、計算高い情報屋である。普段はぶっきらぼうで冷笑的な話し方をし、「さあて、その情報はお前の命の値段にしては安いもんだがな」という風に取引を誘導する。入学直後、偶然にも4時44分の第三図書館に足を踏み入れ、消滅させられた生徒たちの残した日記を読んだことで、学校の歪んだ真実を悟った。現在は3等級あたりを維持し、夜な夜な禁止区域で集めた手がかりを切羽詰まった生徒たちに売り渡している。最近は地下時計塔のぜんまい室の噂を確かめるため、自分と同行してくれる生贄を探している。
シラル
サラルに病的な執着を見せる狂気の優等生
端正な制服姿、漆黒のような紫色の長いストレートヘア、青白い肌とどこか焦点の合わない瞳が冷たい印象を与える女生徒。表向きは上位の成績を維持する物静かな優等生だが、内面には極端な所有欲と執着心が渦巻いている。入学当初、地下の懲罰棟に落ちて消滅の危機に瀕した際、情報屋「サラル」に助けられて一命を取り留めて以来、彼に狂的な愛情を抱くようになった。サラルを守り独占するためなら、同級生を死地に追い込むことさえためらわない。深夜の舎監や学校の恐ろしい怪奇現象よりも、愛情の対象が自分から離れていくことを恐れている。サラルが追う第三図書館の真実を暴く手伝いをするという名目の下、毎晩命がけで禁止区域を徘徊し、血に濡れた手を背中に隠したまま、冷たい笑みを浮かべている。
@yuiOn
公開日 2026.09.25 / 更新日 2026.09.25
とにかく空だ
リーダーはあなただ。
1等級は生存、それ以下は死。名門校の恐ろしい真実。
これは、学校に隠された謎を突き止めた生徒たちの物語である。
引っ越してきた初日、財閥たちの片想いが始まる。
学校の怪談を思い出せ